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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
私が初めて乗った西鉄は、高校の部活の九州遠征で、天神大牟田線5000形急行→太宰府線普通(往路5000形・復路7000形)→天神大牟田線5000形特急(立ち席が多く混雑)だった。北九州線はもう全廃後。天神大牟田線は東海地方では見られない西鉄独自仕様に興味深かったが、それ以上に天神で朝昼夜西鉄バスの大洪水。夜になっても切れ目なくバスがやってくる。しかし行先や経路が分かりにくかった。天神→雑餉隈のバス、天神大牟田線電車と競合しないのかと思った。2020/02/02
えすてい
5
幼いころ見た鉄道本に載ってた甘木線用200形と大牟田線用1300形。そのユニークな姿に子供心ながら忘れられなかった。後年こうした本でその正体を知ることができたが、「高性能車」(※1300形は中間車新造によりカルダン駆動とHSC-Dブレーキ)よりも編成当たりの出力が小さいとのこと。平野ばかりで勾配もない大牟田線では十分な性能だったのだろうと想像できる。勿論、今となっては都市間連絡鉄道でこのような「非力すぎる」車両は出ることはないのだが。いかに車体の軽量化を図ることが求められた時代の産物なのだろう。2022/06/24
えすてい
0
西鉄は広範囲の路線網を敷きインターアーバンの性格も持たせていた軌道線が大量に廃線・廃車になっているので、軌道線車両の懐かしの思い出車両が豊富。鉄道線の現役車両よりも福岡市内線・北九州線の軌道線車両のバラエティの豊富さには圧巻。この本一冊で語れるほどのボリュームがあるので、割愛がいくつか含まれてるのはやむを得ない。北九州北方支線・福島支線・大牟田市内線の記述が足りないのはその例。鉄道線では天神大牟田線でまだ1300系・200系が現役の頃。