精神科医からのメッセージ
魔術と狂気

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585052715
  • NDC分類 147.1
  • Cコード C0047

内容説明

古代ギリシャの時代から、狂気と深いかかわりをもつ魔術的事象や、呪文や秘薬など魔術的癒しの業が伝えられてきた。古代における魔術的治療者の役割と意味、ルネッサンスの魔術師・自然哲学者の足跡、変身と憑依の系譜、魔術と狂気の類縁性などを検討しつつ、歴史から見た「狂気」の本質に迫る。

目次

第1章 メランプスの物語(メランプス伝説;予言者にして医師;薬と浄め;神と人間の間のメランプス)
第2章 変身の病理(履歴としての変身;リュカントロピア;悪魔とリュカントロピア;レジナルド・スコットの反論;変身の意味)
第3章 コルネリウス・アグリッパの肖像(アグリッパの生涯;アグリッパの著作について ほか)
第4章 魔術と狂気(「ヒポクラテス」とガレノス;魔術師(マゴス)と呼ばれた人々
魔術の効能
非合理的なもの)

著者等紹介

酒井明夫[サカイアキオ]
1950年生まれ。岩手医科大学医学部卒業。同大学院博士課程修了後、国立療養所南花巻病院に勤務。岩手医科大学神経精神科講師、コネチカット大学医学部総合医学部門のvisiting professor、岩手医科大学神経精神科助教授、講座内教授を経て、2001年より同教授。専門領域は精神医学史、医学哲学、文化精神医学、総合病院精神医学など
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感想・レビュー

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戸塚こだま

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期待したような総論ではなく各論的なもので、あまり面白くなかったが、資料としては優秀そう。2009/11/09

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