内容説明
「オリジナル」には価値がある…?マンガ・アニメ、美術作品、バイク、インターネット…模倣行為の持つ文化的意義を見つめ直し、情報化時代の創造を再考する。
目次
1 模倣の根元性(模倣が育てる創造の土壌;なぞりとなぞらえ;模倣現象に内在する主体的情報処理 ほか)
2 創造の政治学(モーターサイクル技術の模倣から再創へ;模倣の創造;マンガのグローバル化を考える ほか)
3 模倣と創造の近未来(模倣と独創という観点から捉えた産業史;情報開示・共有と創造のダイナミズム;コピーと情報文明)
著者等紹介
山田奨治[ヤマダショウジ]
1963年生まれ。国際日本文化研究センター研究部助教授。総合研究大学院大学文化科学研究科助教授併任。情報学専攻。現在は、人文学と情報学の学際領域、技芸の創造と伝達の情報学的研究などに興味を持っている
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