人間愛叢書
火の女

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585012375
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

内容説明

愛に、仕事に、人生に、ときの流れにめげず、いちずに生きた女性達の輝き。胸を打つ、忘れがたき大いなる女性のこころ。与謝野晶子、岡田嘉子、松井須磨子、平塚らいてう…。彼女たちは今なお美しく光り輝いている。名手福田清人が贈る、女性評伝文学の傑作。

目次

岡田嘉子―恋ゆえに氷雪の国境を越えた情熱の名女優
波多野秋子―苦悩の文豪と高原に消えた妖艶な婦人記者
藤蔭静枝―恋に芸に三代を生きぬいて来た名舞踊家
春本万龍―一世を風靡した優艶たぐいなき天下の名妓
松井須磨子―愛人の死を追って哀しく逝いた灼熱の女優
柳原白蓮―権勢を捨てて純愛に走った筑紫の女王
伊藤野枝―無政府主義者と兇刃に散った女豹の如き女
松旭斎天勝―愛と情熱の化身・一世を幻惑した魔術の女王
与謝野晶子―熱きやわ肌・豊麗・浪漫派の歌人
照近江お鯉―才色侠気三代を彩る宰相の愛妓
平塚雷鳥―新しき愛に生きた女性解放の先駆者
原阿佐緒―純情一路に生きぬいてきた哀恋の女流歌人

著者等紹介

福田清人[フクダキヨト]
1904年~1995年。小説家、児童文学者、国文学者。長崎県東彼杵郡波佐見町生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒業。東大在学中「新思潮」に参加。1947年に『岬の少年たち』を出版して以来、創作活動に専念。1955年に浜田廣介らとともに日本児童文芸家協会、1955年に滑川道夫、鳥越信らとともに日本児童文学会を設立した。1962年に日本近代文学館の設立に際し、常任理事に就任。日本大学、実践女子大学、立教大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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