内容説明
図書館の経営評価とは何だろうか?それは図書館を変革する力となりうるだろうか?これまでの研究・蓄積の上に最近の動向をも踏まえて、今日の図書館がおかれた状況にふさわしい図書館評価のありかた・方法を提示する。学会企画による第3集(収載論文8篇)。
目次
第1部 図書館経営とプランニング(ニュー・パブリック・マネジメント論と公共図書館経営論;大学図書館の経営計画と「顧客評価」)
第2部 図書館における経営分析の方法(図書館の経済価値の測定について;サービスの質を評価する方法:図書館へのSERVQUALの適用)
第3部 図書館パフォーマンス指標(アウトカム指標を中心とした図書館パフォーマンス指標の類型と活用;図書館パフォーマンス測定のための統計的技術)
第4部 図書館の自己点検・自己評価の事例(公共図書館基準の作成の取り組みと図書館評価の課題;顧客満足度及びアウトカム測定の試み:文教大学越谷図書館における利用者アンケート調査)