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ワニ文庫
封印された戦国名城史―知られざる城盗り物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784584392409
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0125

内容説明

城という建物自体にも、人間のように運不運がある。歴史上重要な拠点でその名を誰もが知っているにもかかわらず、いまは建造物がまったく残っていない城もあれば、姫路城のように過去の偉容をそのまま残し、世界遺産として登録された城もある。そして、城は今も生きているのである。

目次

第1章 織田信長が天下制覇の夢をかけた名城(犬山城―織田信康が築城、日本最古の国宝天守が風光明媚な木曾川畔にそびえる;丸岡城―柴田勝豊が瓦をすべて石材を用いて作り神社の丘に築いた ほか)
第2章 豊臣秀吉時代の古式を伝える有力大名の名城の秘密(岡山城―秀吉の寵遇を受けた宇喜多秀家が築城防備を強化するため後楽園を作る;名護屋城―太閤秀吉が朝鮮出兵の拠点として作った大本営の城 ほか)
第3章 乱世の歴史をくぐり抜けて独自の輝きを見せた隠れ名城(備中松山城―戦国時代から江戸時代へと城主が移り変わった重要文化財;豊後岡城―鎌倉幕府成立直前に、義経の「九州王国」の拠点として築城 ほか)
第4章 徳川幕府の安定支配を象徴する天下普請の城(江戸城―家康が地方の大名を動員して江戸の大改造を行なった;彦根城―江戸幕府が天下普請で行なった「移築方式」の城 ほか)
第5章 外敵に対抗して作られた幕末最後の城郭(松前城―蝦夷地警備のために作られた最後の日本式城郭;五稜郭―黒船の脅威に対抗して、砲撃戦を想定して作られた様式城郭)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年2月1日、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS入社後、報道局(政治部)記者時代に『猿丸幻視行』にて第26回江戸川乱歩賞を受賞(26歳)。31歳で退社し、以後作家活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓し、週刊ポストの「逆説の日本史」は700回あまりの長寿連載となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

15
更々と読める簡単なお城のガイドブックです。詳しく記載している部分もあり面白かったです。2021/03/29

getsuki

7
初心者、ではなくてある程度日本史の知識がある人向けの城ガイド。色々とマニアックというかな内容で面白かったです。2016/05/20

gonta19

1
2007/8/16 Amazonにて購入 2009/4/1~4/4 先日、安部龍太郎氏の山城を歩いた紀行を読んだが、似たような内容。ただし、安部氏が実際歩いた様子を中心に隠された史実を実地体験をもとに類推していたのに対し、井沢氏はあとがきを読むと実際にその場に行ってるみたいだが、資料中心の書き方になっている。両者の作風と比べても面白いかも。扱っている城は犬山城、丸岡城、岐阜城、安土城、岡山城、名護屋城、伊予松山城、熊本城、宇和島城、大坂城、備中松山城、豊後岡城、松本城、広島城、金沢城、弘前城、首里城、江戸2009/04/04

涼里

0
先生に貸してもらいまして読書。おもしろっ。しかしマニアックで好きな人じゃないと全然面白くないかもwでもいろいろ行きたくなりました。2012/06/18

maito/まいと

0
日本の名城に関する知識や見どころをつづる1冊。ガイドブックだけでは飽き足らない、マニアックな見方や楽しみ方がお好みの方々にオススメ。2009/11/30

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