出版社内容情報
「新品なにするものぞ!」
風雪・万病に耐えたわれら中古人間こそ、味のある逸品・良品だ!
キズあり、シミあり、オイル切れでも、中古人生に味わいあり。中古・中高年には豊富な知識と経験が詰まっている。
「中古良品を誇りたい!」
ベストセラーになったあの『老人力』の生みの親(尾辻克彦・名で芥川賞作家)が書き下ろす究極の脱力系「養生・人生論」。
年をとるのが愉しくなる!
【目次】
まえがき
第1部 おねしょ少年の自伝的養生訓
第1章●告白
第2章●欲とつきあう
第3章●病とつきあう
第4章●老とつきあう
第5章●死とつきあう
第2部 貝原益軒先生にきいてみよう
特別養生対談●『中古品バンザイ!』ゲスト*南 伸坊
【著者紹介】
赤瀬川原平(あかせがわ げんぺい)
1937年横浜生まれ。本名赤瀬川克彦。武蔵野美術学校を中退。前衛芸術家として、アンデパンダン展などで活躍する。ペンネーム尾辻克彦で1979年『肌ざわり』で文壇デビュー(中央公論社新人賞受賞)。1981年『父が消えた』で芥川賞を受賞。1983年『雪野』で野間文芸新人賞を受賞。ハイ・レッド・センター、「櫻画報」、宮部外骨研究、勅使河原映画の脚本、路上観察学など、その活躍は多方面に及び、また中古カメラの世界にも造詣が深い。
『老人力』(筑摩書房)はベストセラーになり、老人力の生みの親として知れ渡る。
『優柔不断術』『路上観察学入門』(ちくま文庫)、『ボケかた上手』『軽老モーロー会議中』(新潮社)、『目玉の学校』(ちくまプリマー新書)など。最新刊は『中古カメラの逆襲』(筑摩書房)、『芸術原論』(岩波現代文庫)。「小説新潮」での東海林さだおとの『軽老モーロー対談』が大好評、長寿連載続行中。
内容説明
キズあり、シミあり、オイル切れ…中古人生に味わいあり。「新品なにするものぞ!」「老人力」の生みの親が書き下ろす脱力系「養生的人生論」。
目次
第1部 おねしょ少年の自伝的養生訓(告白;欲とつきあう;病とつきあう ほか)
第2部 貝原益軒先生にきいてみよう(養生とはメンテナンスなり;睡眠欲;睡眠は側臥 ほか)
特別養生対談 中古品バンザイ!(ゲスト・南伸坊)(はじめての救急車;締め切りというストレス;中古良品を誇りとす ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
katoyann
Ryokan
chiko
TAKAMI