内容説明
真の電車男が乗った降りた全国4636駅!人気コミック『鉄子の旅』の始まりがここにある。
目次
第1章 全部の駅をめぐりたい
第2章 ぜぇーったいに無理
第3章 停まる列車は一日いっぽん
第4章 貧乏旅行もラクじゃない
第5章 全国の駅に行ったぞ
第6章 さらなる駅を求めて
著者等紹介
横見浩彦[ヨコミヒロヒコ]
1961年生まれ。小学校低学年の頃から時刻表に興味を持ち出し、高校一年の春から本格的な一人旅を始める。’87年1月2日、可部線三段峡にて国鉄全線を完乗。’92年2月12日から駅めぐりを始め、’95年10月29日、因美線美作河井においてJR全駅下車を達成。さらに2000年7月28日よりJR駅以外の駅めぐりも開始し、2005年2月20日、上信電鉄上州福島にて、索道を除く日本全国のすべての駅に降り立つ記録を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山口透析鉄
13
旧版と合わせて一応、こちらも読みました。趣味の本でしょうか。 電子手帳、紛失していなければ内容、もっと充実していたかも、です。 時刻表から独自にダイヤグラムを起こし(本来は逆の順番に作りますが)て閑散路線等も全駅下車したのはテツの究極形態の1つでしょうが、まぁこの時期の本はテツヲタの趣味本止まりなのも事実です。 鉄道趣味にも色々ありますが、いわゆる視野狭窄ではない本となると宮脇俊三・種村直樹両氏(共に既に故人)みたいな広範な知識とかが必要にもなります。 まぁ読んでみても良いとは思います。2006/11/04
ばっか殿すん
12
青春18切符のお供にふさわしい!2015/02/17
スプリント
9
漫画「鉄子の旅」で横見さんとその偉業を知りました。 苦行に近いJR全駅下車の過程が赤裸々に綴られています。 バイトで資金をためて、極貧の駅制覇行は生半可な覚悟では取り組めないことだと思います。私鉄全駅制覇の旅も読んでみたいです。2015/12/13
nobu23
8
鉄子の旅で有名になったライターのJR全駅制覇した時の記録とエッセイ。 面白くはあったがやはり写真がもっと欲しかった。 当時はデジカメも無く、節約旅という事で難しかったとは思うが。2020/07/12
ゐわむらなつき
6
4日間の鉄道東北旅から先ほど帰ってきた。行き先や目的は決めず、ダイヤがあった鉄道にフラッと乗るという無謀な旅。全駅下車は多くの乗り鉄にとっての夢だろうが、今回はとりあえず乗るだけ。変わりゆく景色を眺めつつ、この本で夢を膨らます。世の中にはこういう生き方もあるんだなぁ。しかし降りるだけでも難儀するのに略図を全駅分書くなんてその労力は凄まじいものがあったろうなぁ…。私は駅舎の写真さえ撮れればいいな…。いずれこういう貧乏旅もしてみたい。今回流石に駅寝まではしなかった。2015/07/29