目次
皆神町ＵＦＯ事件簿
転校生はテラ戦士
念力姫
女教祖
君のおとうと
黄泉の国からキラキラ
恐怖新聞
魅せられて
宇宙ヤング作詞集
笹公人１７歳の詩集〔ほか〕
著者等紹介
笹公人［ササキミヒト］
１９７５年７月８日、東京生まれ。一七歳の頃、寺山修司の短歌を読んだことがきっかけで作歌を始める。２００３年、第一歌集『念力家族』が発売。２００４年、「未来年間賞」を受賞。テクノポップ・バンド「宇宙ヤング」で、ボーカル・作詞・作曲を担当。９６年、宇宙ヤングとして「ローランド・バンド・パラダイス」に出場し、オーディエンス大賞を受賞。同年ＣＤデビュー。作詞家としても活動している
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
46
#笹公人 #短歌 ルービックキューブだらけの教室にYMOが響いてた夏 #返歌 赤本に埋（うず）もれてゆく教室にはっぴいえんど流す正月 共通す教室期日音楽は細野晴臣断絶してる2017/01/13
まぁみ
17
作品集とはいえ、短歌が面白すぎて爆笑三昧。念力シリーズをお追うと決めたので(笑)、本作を購入。シリーズ二作目らしいので。年齢…ホントか？笑ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*) 『念力家族』のインパクトは越えられなかったけれど、マジ面白い。2023/08/28
浅香山三郎
10
『念力家族』と『念力図鑑』の間に位置する歌集か？『念力図鑑』と重なる歌も多いやうに感じたが、何か懐かしい昭和の日本人の共通体験みたいなものを感傷的に歌ふ藝風は、著者は頑固に堅持されてゐる。詩も掲載されてゐるが、やはり著者は短歌の方が冴へてゐる(詩は余り切れ味が良くない)と感じた。2017/01/20
kenitirokikuti
8
2005年刊行。「皆神町UFO事件簿」宇宙人目撃談に沸く町の八百屋のおやじが着る銀のシャツ （スタプリを連想）▲「よろしく！ ゾンビ先生」墓場から出で来しゾンビ先生は死を自覚せずそして二学期 ／墓場から出るさで来しゾンビ先生が『ムー』（学研）の取材に応じる夕べ （ゾンビランドサガ、二期あるかな）▲「恐怖新聞」 「YAWARAちゃん脱ぐ！」の予言が一面の『恐怖新聞』われを引き裂く（「実名」歌は反則的）▲「魅せられて」いさかいのやまない村の丘に立ちジュディ・オングが羽根を広げる （いまなら小林幸子か）2019/04/07
Gamemaker_K
8
約１時間ほどで読了。短歌とそれ以外の落差が大きい、かな。にしても短歌パートはなかなか興味深い歌が並ぶのだが、いずれも音読して味わえば倍笑える。2014/12/19
