凛と咲く―なでしこジャパン30年目の歓喜と挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584133378
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

ピッチサイドから見続けた、なでしこジャパン。ワールドカップ優勝秘話と、これからの話―。

目次

序章 運命の組み合わせ
第1章 パスポート
第2章 ワールドカップへの不安と期待
第3章 決勝トーナメント進出
第4章 衝撃の敗北と「奇声」
第5章 背中を押される者
第6章 歴史がもたらしたメダル
第7章 サッカーの神様
第8章 ワールドカップ後記
終章 未来、そして過去―(インタビュー)山郷のぞみ・宮間あや

著者等紹介

日々野真理[ヒビノマリ]
三重県出身。フリーアナウンサー。武蔵野女子大学短期大学部英文科卒業後アメリカに留学。スカパー!などでサッカー番組の司会やJリーグのピッチリポーターとして活躍。また女子サッカーの取材も精力的に行っており、なでしこジャパンのオリンピックやワールドカップなどの海外の大会に多数同行。ワールドカップアメリカ大会ではTBSのリポーター・インタビュアーとして、中国大会・ドイツ大会ではフジテレビのリポーターインタビュアーとして現地取材を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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good speed

22
2011年、ドイツW杯を制した選手達が会見で口にした先輩達への感謝の言葉。女子サッカー日本代表が発足してから30年、当時の新聞の見出しには「ピンクの掛け声」「ボインでボールキープ」。そんな時代から女子サッカー界、サッカーをやりたくてもその環境すら無い女の子達の為に戦ってきた関係者全てに対する感謝。本書に描かれた大会期間中の選手間の気遣い、思いやりのエピソードの数々に涙が出ました。自身のアシストでゴールを決めた時、駆け寄ってくる澤選手の笑顔を「自分だけの宝物」と表現する宮間選手が素敵です。<続>2015/07/01

anco

7
なでしこジャパンの2011年ドイツ・ワールドカップ優勝までの軌跡を記した本。サッカー雑誌などでなでしこジャパンのことをよく書かれている日々野真理さんの著書。細かな戦術の話ではなく、選手の素顔やチームの雰囲気に焦点を当てて書かれていました。何度も取材を重ね、選手と顔なじみのような関係にある日比野さんにだからこそ、心を開いて見せてくれた素顔や、聞き出せた話は興味深かったです。2015/02/08

Humbaba

7
今まで陽の目を見ることがなかった女子サッカー.それも,ワールドカップの優勝,世界一に輝いたことによって一変した.大震災によって日本が暗い雰囲気をぬぐい去ることが出来なかった時期に,日本はまだまだやれるんだという一筋の光をもたらすことができた.2012/01/31

takizawa

7
なでしこジャパン2011年ワールドカップ優勝までの軌跡。朝日書評に宮間推しと書いてあったので読んでみた(←宮間大好き)。想像していたよりはどの選手も平等に扱っている印象。ただ,著者はチームメイトの気持ちに配慮できる選手を鋭く観察していて,その中で宮間を高く評価している。試合の映像だけだと人格まではなかなか伝わってこないので,このような記録はファン冥利に尽きる。2011/10/23

プチライス

4
「一緒に手をつないで仲良く、というよりも仲は良いが、それぞれ独立した個の集まり」のようなチームが「チャンスの波に乗」ってつかんだ栄光。読み始めたら止まらなくなり、読み進むうちに熱くなり、いくつもの場面が蘇り、自然と涙しました。「悲しい顔を友達にさせたくない」「みんなの笑ってる顔が好きなんで」と語る宮間選手が素晴らしい!2011/12/28

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