内容説明
「書くことが苦手」という人は非常に多い。本書はそんな人が「速く・うまく・わかりやすい」文章を書く力をつけるための本だ。「速く・うまく・わかりやすい」文章を書く力を速書力と呼ぶ。速書力を得るには、まず「質よりも量」の戦略を採用して、どんどん書くことだ。そのためには「生活の中で楽しく書く機会を増やして、習慣化する」ことが大事である。そうすれば、自然に、しかも効率的に速書力を高めることができる。本書はそれを実行するためのさまざまな工夫やトレーニングを紹介する。
目次
第1章 頭と身体を速書仕様にする
第2章 速書の技をマスターする
第3章 「質より量の原則」で速書を実践する
第4章 「散歩」で速書力をレベルアップ
第5章 情報処理力を磨いて速書力強化
第6章 データベースの蓄積を速書に活かす
著者等紹介
栗田昌裕[クリタマサヒロ]
1951年、愛知県生まれ。医学博士、薬学博士。東京大学理学部数学科、同医学部医学科卒。東大病院内科医師(届出診療医)、群馬パース大学教授、エスアールエス研究所所長を兼任。速読を入り口とする180ステップからなる能力開発法(SRS)を提唱、インストラクターの養成や受講会員の指導にあたる。「指回し体操」の開発者としても知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨミナガラ
5
“個人の出来事と、世の中(その人の環境)の出来事とを、並列的にバランスよく書く方が、日記としての価値が高まるのだ。(中略)自分が世の中でどのように生きてきたかが立体的にわかる。(中略)できれば、「1日に3つのニュースを3行書く」ようにしよう。かかる時間は3分だ。/それだけの努力を続けて1年たつと、1000個を超すニュースの要約が蓄積される。(中略)世の中の流れを俯瞰することが可能になる。自分の生きた時代のすばらしい記録の作成が日々3分の努力で可能になるのだ。”2014/05/06
おらひらお
1
2005年初版。本書を読む対象や書けるようになる方法があまりに抽象的すぎて、頂けない内容。本書そのものは30分程度で読み終えましたが、学ぶべきところは非常に少ない。2012/04/17
米光一成
1
指回し体操とかでてきます2010/09/17