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ベースボール・マガジン社新書
投球革命―テッペン、取ります!

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784583102412
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

2009年のWBCで日本の連覇に貢献し、シーズンでは東北楽天を初の2位に導いた著者。クライマックスシリーズではお立ち台で「テッペン取るのは本気ですから!」と叫び、ファンを狂喜させた。口下手を自認する著者が宣言に込めた心情、自信の源とは?07年にヒジの手術後、「投球は100球を目安に」と医師から告げられ、先発投手としての野球観を変えた。逆境を越えるには自分で自分の投球に革命を起こすしかない。それがテッペンに続く道だから。

目次

第1章 アテネ、北京、そしてロサンゼルス(WBC合宿は最悪の状態だった;北京五輪落選のショック ほか)
第2章 「テッペン取るのは本気ですから」(虚脱感を抱えながらの開幕;苦手の東京ドームでゴロの山 ほか)
第3章 ネガティブをポジティブに(ヒーローは強くて、カッコいい;本当は左利き ほか)
第4章 未来のエースたちへ(コントロールは気持ちが左右する;速いボールを投げるには遠投を ほか)

著者等紹介

岩隈久志[イワクマヒサシ]
1981年4月12日、東京生まれ。190センチ77キロ。堀越高から2000年、ドラフト5位で大阪近鉄に入団。2年目の01年後半に台頭し、チームの優勝に貢献する。03、04年と15勝をあげ、04年は最多勝、最優秀投手(最高勝率)、ベストナインを獲得した。04年オフにオリックス・近鉄の統合球団にプロテクト後、東北楽天に移籍。05年に9勝をあげたあとケガに泣くが、08年に完全復活した。28試合、21歳4敗、防御率1・87で最多勝、最優秀防御率、最優秀投手の投手三冠に輝き、沢村賞にも選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

35
感情が表に現れないので、いまいちわからなかった投手。これで彼のスタンスが垣間見えました。この本でも指導者の重要性がわかる。堀越の監督も、彼の素質を見て三塁手から投手の道を作ったと思うし、技術的には久保コーチの理論が彼に合致した幸せがあった。人生は努力の先の幸運も必要なピースと思われる。しかし、その幸運を引き寄せる謙虚な姿勢と、それを信じてある意味盲信して進む勇気も必要だと思われる。同じ土俵で戦っているダルビッシュとの技術的な友情が興味深い。松坂が絶対エースでは無くなり、キャリアの終盤なのが寂しい。2017/09/29

Kaz

6
岩隈は、現役日本人投手としてトップクラスにもかかわらず、私の中では地味な印象の選手でした。近鉄消滅時に、我儘を言い、その後成績が振るわない時期があったという悪いイメージも持っていました。本書を読んで、彼の実直さに改心し、彼の凄さも伝わってきました。大リーグで活躍する彼を、これからは応援していこうと思います。2013/12/27

山田太郎

5
野村嫌いだくらい書いてくれればいいけど、やっぱり無理ですかねえ。2010/04/17

hiroriiis

4
読書メーター始める前に一度読んでましたが再読。どん底を味わって、そこから這い上がるのは簡単なことではないし、心が折れてしまう人も少なくないはず。彼の野球人生には谷が何度もあったけど、その度に乗り越えて結果を出している。自分だけではなく、誰かのためにもという気持ちがあるからかな…と思った。メジャー2年目、勝ち取った先発2番手として頑張ってほしい!2013/04/12

meirokun

4
よくある「投球ノウハウ」ではなくて、「岩隈久志」という一人の人物像を描いた新書です。愛妻家として、現代の「旦那さん」像を鮮明に浮かび上がらせている…と言える位、岩隈選手の優しさに触れることの出来る作品です。2010/03/25

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