内容説明
史上1位!幕内在位98場所。続けるという凄み。
目次
第1章 怪力が行く
第2章 躍進とおごり
第3章 プレッシャーと闘う
第4章 夢への階段
第5章 ジェットコースター
第6章 挑む
第7章 まだまだ悔しい
第8章 未来へ
著者等紹介
魁皇博之[カイオウヒロユキ]
本名・古賀博之(こが・ひろゆき)。昭和47年(1972年)7月24日生まれ。福岡県直方市出身。昭和63年(88年)3月、友綱部屋に入門し、春場所に初土俵を踏む。平成4年(92年)初場所に新十両、平成5年(93年)夏場所に新入幕を果たす。平成12年(2000年)夏場所、小結で14勝1敗で悲願の幕内最高優勝。翌名古屋場所後に大関昇進を果たす。平成21年(09年)九州場所では元関脇・高見山の持つ幕内在位場所記録を更新する幕内在位98場所を達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひらぐち
1
仕事の外出が重なったりして一気に読んでしまった! 魁皇のイメージってあまり大怪我してないから長く相撲を取れたもんだと思ってたけどそこは認識が違ってました。大関在位1位だけど千代大海、出島、武双山、雅山に追い抜かれてたんだ。でも絶対的な左四つ右上手があったから長く取れたんだろう。得意の型になると歓声が湧く力士って他に記憶にない。貴乃花について足腰とか技術とか言われるけど握力だって半端なかったっていうのは相撲取った人しかわからない生の意見ですね。力自慢の魁皇が言うんだから尚更だ。2022/08/02
anken99
0
元大関魁皇が、引退間近に記した自伝。優勝、惨敗を繰り返す戦績は、なんともユニーク。何と言っても、人の良さがにじみ出てく文体は好感度大。自分と同い年だけに、素晴らしい力士だったと今さらながら気付いた。2013/09/09
Akari Kubo
0
意外と(…と、言うのは失礼かもしれないが)面白かった! 魁皇の「やれるだけのことをしっかりやって、それでもダメだったらケジメをつける。」そう腹をくくって一日一番に臨んでいる姿が潔くてかっこいい。2012/06/19
おもち
0
武勇伝的な話が載っているかなと期待しましたが、そういった話はなく、相撲教習所卒業の日に脱走した話など意外な話が載っていて驚きました。でも自身の未来に不安を感じ、いつやめようかといつも思っていた日が続いたふわふわした十代を送った魁皇関が気を吐き、際どいカド番も脱し続け、いつしか幕内在位の最長記録を更新するまでになっているのは何か不思議に感じました。奇しくも今日、通算1000勝達成されたとのこと。そんな日にコメントを残せるとはちょっとうれしいです。2010/05/23