内容説明
世にはさまざまな運動療法や食事療法が提唱されているものの、それぞれがつながりを持たず、「運動と食事の順序」については考えられていない。運動不足によりエネルギーの消費が減り、飽食により供給ばかりが増えた現代社会では、朝食を抜いて「すきっ腹」で体を動かす生活を続けることで、さまざまな生活習慣病が解消される。動く前には食べない!食べたら休む!そのメカニズムを解説する。
目次
第1章 現代の食習慣の常識を再考する(いつ食べて、いつ体を動かすべきか;現代人は、原始のリズムから外れている ほか)
第2章 なぜ「すきっ腹」がよいのか(食後の運動が体に悪い理由;胃かいよう、腸カタル ほか)
第3章 「すきっ腹」のリズムで健康な生活を送ろう(肥満・メタボリック症候群に立ち向かう;糖質は普通預金、脂肪は定期預金 ほか)
第4章 「すきっ腹トレーニング」実践のコツ(好きなものを食べてよいことのメリット;翌日に疲れを残さないことが肝要 ほか)
第5章 「すきっ腹ウォーキング」実践者の声(「すきっ腹ウォーキング」で生まれ変った人たち;「すきっ腹」で冷房病が治った ほか)
著者等紹介
片岡幸雄[カタオカユキオ]
1943年北海道名寄市生まれ。68年、東京教育大学大学院修士課程修了。東京大学助手を経て、千葉大学教授教育学部スポーツ科学課程教授(運動生理学)。東京大学助手時代であった昭和40年代から黒田善雄教授の指導のもとで中高年者の健康づくりの研究と実践活動を始める。昭和50年以降、東京都多摩スポーツ会館を中心とした健康づくり実践活動の研究グループ「健康システム研究会」において、前労働科学研究所所長・小山内博先生の指導により、精力的に活動。生活習慣病の予防に取り組む。02年より千葉県総合スポーツセンターで健康づくり講座を担当し、県民の健康増進に貢献している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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