内容説明
かくも深きはバッティングかな…。思わずうなってしまう三冠王の「常識」。誰にでもわかる表現で解説した「理屈」の数々。
目次
第1章 いくつかの“どうすればいいか”を解決する
第2章 写真で確認する正しい技術と動き
第3章 腕とバッティング
第4章 バッティング技術が向上する練習法
第5章 相手バッテリーを丸裸にする
第6章 机の上でも野球をやろう
第7章 技術も上達させる野球の考え方
第8章 選手と指導者は二人三脚でレベルアップを目指そう
著者等紹介
落合博満[オチアイヒロミツ]
1953年12月9日、秋田に生まれる。秋田工業高校卒業、東洋大学中退後、東芝府中に入社。3度の都市対抗出場、アマ日本代表などの実績を残し、1979年ドラフト3位でロッテオリオンズに入団。81年に初めての首位打者を獲得した。以後、82年、85~86年の三冠王をはじめ、MVP2回、首位打者、本塁打王、打点王各5回など数多くのタイトルを手にした。86年のオフには1対4のトレードで中日移籍。93年にはFA宣言して巨人に入団。さらに96年オフ、巨人を退団して日本ハム入り。98年のシーズンを最後にバットを置き、20年間の現役生活にピリオドを打った。2003年オフ、中日ドラゴンズ監督に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりもり
2
①に続いて読了。技術面で①を補足する一方、メンタル面にも重点が置かれている印象。アウトローのストレートで勝負することの有用性を再三にわたって説いているが、この点は野村さんにも共通する。否定をしないで、先ずは選手の自主性を重んじる考え方など「オレ流」全開だが、中日監督として高い実績を残した今だから、口だけではないことを充分に立証している。全ての指導者に是非読んで欲しい一冊。★★★★★2015/08/08
冬眠
1
打撃理論解説の第2巻。よくカープの前田を誉めているが、2人とも見た目に無駄がないフォームは共通していると思う。やっぱりシンプルなことが一番難しいんだなと実感する
富田 猛
0
値段が高かったけど、それ以上に勉強させてもらった。今まで読んだ野球の本の中で1番、ためになると思う。てか①より②を先に読むという…(´._.`)
丸坊主
0
1に比べると、より「選手としての在り方」とか取り組み方とか、そういうところに重心が置かれているように感じました。1と2を合わせて読んだほうがより楽しめると思います。 2007/05/17