内容説明
時代の“必要悪”その素顔。アメリカ四大プロ・スポーツを舞台に辣腕をふるうスポーツ代理人ロン・サイモンが自らの実例を挙げて解き明かす現代スポーツ・ビジネスの赤裸々な内幕。
目次
第１章 ことの始まり
第２章 スポーツと法廷
第３章 ポール・モリター―４００万ドルの男
第４章 ケント・ハーベック―故郷のヒーロー
第５章 ダン・グラッデンとチーム・スピリット
第６章 ジム・アイゼンライク―勇気の教訓
第７章 野球の過去―現在―未来
第８章 デニス・ヘクストールと二都市物語
第９章 ニール・ブローテンのベルリンの危機
第１０章 ケビン・マクヘイル―避けられない旅
第１１章 ファンフォルスト兄弟のスーパーボウルへの道
第１２章 権力か自由か―バイキングスとの戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
近江
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古めの本のため、現在とは内容が変わってしまっているところも多々あるであろうが、代理人と球団側との交渉の様子が見て取れる。クライアントにおもねって、決定権を相手に渡すよりは「自分の判断を押し付ける＜ひどい＞代理人こそ高額報酬に値する」とも言っているし、「交渉の鍵は複数の選択肢にある。交渉を左右するのは公正さではなく、力関係なのだ」等の交渉の根幹に関わる部分は太字で書かれているので、流し読みしても要点はかいつまめるので図書館などでさっと目を通すには面白いかもしれない2021/07/17
