出版社内容情報
巨大な需要に応える食肉生産の急増の条件を、馬、羊、豚、牛のブリーディングの営みに探り、近代を駆動した「改良」の思潮をたどる。
越智 敏之[オチ トシユキ]
著・文・その他
内容説明
近代を駆動するimprovement(改善)の思潮のなかで、品種改良によって、羊をまた牛を、巨大化させ、牧草を肉に変換するマシンに仕立て上げ、大量の肉を供給。人間の品種改良まで展望させるほどに巨大なインパクトを与えた、食をめぐる革命の物語。
目次
第1章 革命以前
第2章 囲い込みと農業革命
第3章 品種改良のロジック
第4章 馬のブリーディング
第5章 巨大化する羊
第6章 牧草を肉に変えるマシン
第7章 人間改良の思想
著者等紹介
越智敏之[オチトシユキ]
1962年、広島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。千葉工業大学教授。専攻は、シェイクスピア、アメリカ社会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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