出版社内容情報
現政権とも密接な関係をもち、憲法改正等掲げて保守運動を展開する「日本会議」。 その成り立ち、活動の現状、今後の方向性を描く。
青木 理[アオキ オサム]
1966年長野県生まれ。ジャーナリスト90年に慶応義塾大学卒業後、共同通信社入社。社会部、外信部、ソウル特派員など経て、06年にフリーとなる。主な著作に『日本の公安警察』『絞首刑』『誘蛾灯──二つの連続不審死事件』『抵抗の拠点から──朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(いずれも講談社)、『ルポ 拉致と人々──救う会、公安警察、朝鮮総聨』(岩波書店)、『トラオ 徳田虎雄不随の病院王』(小学館)、『青木理の抵抗の視線』『ルポ 国家権力』(いずれもトランスビュー)などがある。
内容説明
安倍政権とも密接な関係をもち、憲法改正などを掲げて政治運動を展開する、草の根右派組織「日本会議」。虚実入り混じって伝えられる、その正体とは。関係者の証言を軸に、その成り立ちと足跡、活動の現状、今後の行方を余すことなく描く。反骨のジャーナリストがその実像を炙り出す決定版ルポ。
目次
第1章 日本会議の現在(右派人士を網羅した「国民会議」;“宗教右派”が結集した「守る会」 ほか)
第2章 “もうひとつの学生運動”と生長の家―源流(事務総長・椛島有三の原点;右派学生の蠢動 ほか)
第3章 くすぶる戦前への回帰願望―日本会議と神道(戦後体制への憤懣;日本会議内部での神社本庁の役割 ほか)
第4章 “草の根運動”の軌跡(最初の成功体験;「下から」の運動と「上から」の政治力 ほか)
第5章 安倍政権との共振、その実相(蓄積してきた手法と組織を総動員;改憲へ向けて押される最後のスイッチ ほか)
著者等紹介
青木理[アオキオサム]
1966年長野県生まれ。ジャーナリスト。90年に慶応義塾大学卒業後、共同通信社入社。社会部、外信部、ソウル特派員などを経て、2006年にフリーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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