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平凡社新書
レンズ至上主義!

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582855814
  • NDC分類 742.6
  • Cコード C0272

内容説明

マウントアダプターを介せば、ありとあらゆる時代のさまざまなレンズを装着して楽しめる。フィルムカメラ時代のクラシックなレンズを付ければ、コントラストが低くなったり、色再現が偏ったりと、当然、その影響が画像に現れることになる。でもこれは欠点などではなく、「味」なのだ。陳腐化するカメラボディではなく、魅力溢れるレンズに光を当てる。

目次

第1章 レンズ入門(レンズを替えると写真は変わる;単焦点レンズとズームレンズ;「標準レンズ」を見直してみる)
第2章 さまざまなレンズの世界(大口径レンズの使いこなし;デジタルカメラ時代のレンズの評価;舶来レンズと国産レンズ;クラシックレンズの迷宮;ロシアレンズの謎)
第3章 レンズを探る―技術・応用(マウントアダプターが生み出した新しい世界;デザインからレンズを考える;時代のニーズに応え続けたコンパクトカメラとレンズ;レンズのボケ味を生かすには;レンズの収差を味方につける)
第4章 カメラボディとレンズ(カメラの性能とレンズ)
終章 国産カメラメーカーのブランドイメージを考える

著者等紹介

赤城耕一[アカギコウイチ]
1961年東京都生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。エディトリアル、コマーシャルなどの分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大熊真春(OKUMA Masaharu)

5
面白い。が、カメラの進歩は9年間にずいぶんあって、内容が古いとも感じる。 2020/01/21

マーム

5
「ビギナーはまず好きな焦点域、画角を見つけたらズームリングを固定してしまい、そこからズームリングを一切回さない決意で、すべての撮影にアプローチしてもらいたいものだ。」という行には、好みの構図を見つけるため、撮影者自らが被写体に寄ったり引いたりするのが写真の基本なのだと再認識。 また、「レンズの欠点を補正、吸収してしまえば、本来のレンズの個性や「味」が失われることにならないだろうか。」という著者の懸念には素直に頷けました。 ASA感度を変更したりできるのは便利ですが、それにより失うものも多いのではないかな。2011/05/31

nutts

4
「量産される工業製品」として光学的なアプローチで製造され、その性能は数字で測られるカメラやレンズ。ところが、そのアウトプットである写真は、どれだけPC上でパラメータによるレタッチが進化したとしても、数字とは全く別の世界で価値が決まるという、実に不思議な道具。まだまだ発展途上な一眼レフシステムや、アナログからデジタル化が進んでより工業製品としての格が上がるほど、品質が均一になる代わりに、レンズの個性と面白みが欠けていくという現実。写真の世界は面白がる切り口が無数にあることを感じる一冊。2011/05/27

セディ

3
この方のカメラのほうの本がよかったのでレンズも気になった。このかたはカメラが好きなんだなと感じる。デジタルを作っていないメーカーのことも書かれている。(ヤシカとかミノルタとか)なかなか用語がわからないこともあったけれど楽しく読めた。2015/05/09

O

1
著者は長年カメラに親しんだ方のようで、カメラやレンズを取り巻く世界が何となくわかる一冊となっている。内容的には一昔前のものとなっているが、カメラを買おうとしている人や始めたばかりの人におすすめ。2019/10/04

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