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平凡社新書
一冊でつかむ日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582853223
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本人は、日本の文明はどのように歩んで今にたどりついたのか?「文明のかたち」や「科学のありかた」を軸に、日本史の壮大な流れを一冊でたどりなおす。

内容説明

歴史を学ぶ意味。それは、過去の文明のありかたを知り、よりよき未来をつくる智恵を得ることにある。日本の文明と、その核になる科学技術は、精霊崇拝→経験科学→近代科学という道すじを経て、現代へとつながってきた。それはまた、「世界のなかの日本」という視点と切り離せない。「文明の段階」を軸に大きな流れをとらえる、日本史学びなおしに最適の一冊。

目次

序章 歴史哲学によって文明の形を知る
第1章 原始・古代の日本
第2章 中世の日本
第3章 近世の日本
第4章 近代・現代の日本
第5章 世界地図のなかの日本
第6章 東アジア世界のなかの日本
第7章 世界史のなかの日本
終章 歴史哲学の今後の役割

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年山口県防府市生まれ。東京大学大学院史学科博士課程修了。明治学院大学教授。日本古代史を中心に日本文化を比較文化的視点で扱った研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

34
タイトルに頼って購入したが、想像していた内容と違った。時代区分もテキストとだいぶ違う。これは研究の結論の違いだろうから、仕方ない。2015/08/20

KAZOO

12
薄い本ですが、非常に内容は興味深いものがあります。ちょっと題名がいかにも読んでくださいみたいな感じですが、日本という国家をそれぞれの時代にどのような感じで世界の中では位置していたか、明確に示してくれています。結構図などを多用していてわかりやすいと感じました。日本史を学問する観点を示してくれているのですかね。2014/02/13

m

4
初めて日本史の全体像を把握した気がする。現在アラフォーの主婦です。テストのためじゃなく、本当に日本の歴史を知りたくて読んだ。解答用紙を埋める前に、俯瞰というのか、体系的というのか、そういう視点が弱かったのかぁと思う。『勉強の手順がそもそも間違ってるよ』と、中学生の頃の自分に教えてあげたい。2014/04/05

タリぃ

2
日本史の全体を把握するには最適。一般庶民の生活を想像しやすくて面白い。2016/05/02

Hiroshi

2
一般の歴史書と違い、人物がほとんどでてこない。歴史の大きな流れに目を向ける「歴史哲学」に基づき書かれているからだ。ある支配体制のもと被支配者が実力をつけて支配体制が崩れるというかたちで。日本史を現代まで説いた後、世界のなかの日本を説いている。日本史の骨格しか書かれていないが、あとで得た知識を付け加えることで体系的な歴史理解ができるのではと期待している。2013/07/15

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