平凡社新書
素晴らしき自転車の旅―サイクルツーリングのすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852288
  • NDC分類 786.5
  • Cコード C0225

内容説明

なめらかにペダルを回し、緩やかにカーブを描く道を辿っていけば、タイヤと路面が奏でる軽やかな音に乗って、森の梢が揺れる響きや、川のせせらぎの旋律も聞こえてくる。風と光りが流した汗を労ってくれる、峠の上り、湖畔の散策、街角のティータイム…。自らの足と愛車とで創り出す自転車の旅は、心と体に、たとえようもない充足感と深い安らぎを与えてくれる。四季折々の山と海、風土に根ざした人の営みを愛でつつ、道との出会いを求めて、自由な旅に出てみよう。

目次

第1章 自転車旅への誘い
第2章 自転車旅の多様なかたち
第3章 どこを走ろうか
第4章 いかに走ろうか
第5章 旅の自転車を知る
第6章 自転車旅の周辺機材を選ぶ
第7章 快適な旅のためのノウハウ
第8章 自転車の乗り方基本講座
第9章 安全がいちばん大切だ
終章 わが旅のエッセイ―「魚沼と会津への七日間」

著者等紹介

白鳥和也[シラトリカズヤ]
1960年静岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在著述業、自転車文学研究室主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

12
ゆっくりと自転車で旅したいなと思うので読んでみた。私もランドナー派だから、白鳥さんの話は共感できる部分が多い。内容が入門レベルなのは仕方ないだろう。魚沼から会津への旅を扱った終章は興味深く読めた。続編の『スローサイクリング』に期待したい。2009/03/29

里山輪太郎

3
十年以上前に発刊された本ですが、今読んでも古くささはかんじません。昨今に自転車ブームのなか、ロードでの日帰りツーリングに飽きた方、自転車の旅入門本として目から鱗的な一冊です。2018/06/20

Kazyury

2
「スローサイクリング」の白鳥和也氏。 旅情あふれる(若干ウェットな)セクションと、自転車乗りの基礎的なセクションの構成は、「スローサイクリング」と同様。 必ずしも彼の抒情的な文章にシンパシーは抱けなくても、自転車で旅に出たいな、とふと思う。2016/02/14

k_jizo

2
★★初心に戻って勉強。保険のこと、点検のこと。為になった。また最後のエッセイでは旅愁への誘いが、どこか遠くに行きたい。2014/08/13

警蓮社峻譽身阿

1
情緒的な表現で自転車への愛を語る著者。詩的。 2004年の著作ながら、とても丁寧で細やかなツーリング知識を教えてくれる。2019/08/30

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