平凡社新書
田舎で起業!

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852158
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C0233

内容説明

「田舎は過疎化が進み、仕事がない」と思うかもしれない。しかし、そこには多くのビジネスチャンスがあり、元都市生活者が成功を収めている例も少なくない。週休四日の観光農園、離島の新産物のネット販売など、多くの現場を歩き、働く人の声を聞いた著者が自然と密着した新しい生き方を提案する!田舎に注目すれば、ビジネスもライフスタイルももっと幅が広がる。

目次

第1章 田舎の仕事を考える(田舎こそ起業しやすい;田舎のお仕事―農業の大誤解 ほか)
第2章 田舎で起業する!(田舎に眠る資金掘り起こしたリゾート;5W2Hで挑む高糖度トマト ほか)
第3章 田舎で儲ける!(電子メーカーの発想で週休四日の農業;赤字を一年で解消した素人農家の秘密 ほか)
第4章 田舎を元気にする!(「田舎はかつて過密だった」論;「田舎の没落」は誰が悪いのか? ほか)

著者等紹介

田中淳夫[タナカアツオ]
1959年大阪府生まれ。静岡大学農学部林学科卒業。出版社、新聞社勤務を経てフリーランスの森林ジャーナリストに。森林や林業、山村問題のほか、自然科学をテーマに執筆活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
田舎だから仕事が上手くいかない.しかし,それは本当に田舎であるということが原因なのだろうか.田舎でも成功しているという人も少なからず存在する.大切な事は,自分たちの持っている強みはなにかを明らかにすることであり,常識にも,自分の考えにもとらわれず広い視野を持つことである.2011/02/23

gotomegu

2
林業のルポが好きな田中さん。期待通りの内容だった。農業や林業をやりたいとなると、イメージ先行でやってしまいがち。登場してくる方たちは、経営計画をしっかり立てて、コスト削減、営業や広告などある意味普通の会社で当たり前にしていることに取り組んでいる。あとがきやコラムでの、田舎のメンタリティーについての話は、頷くことが多い。貧乏で困っていると手をさしのべてくれるが、儲かってるとわかったとたんに否定的になったり、現状維持を望んで変化を嫌うとか。周りを儲けさせること、素性を明かすことなどが大事なのだ。2017/03/26

Carlos

2
お勉強その32014/11/26

atsut101

2
田舎とは何か!?田舎で起業するということはどういうことなのか?について、夢想ではなく現実を踏まえて考察し、都会と田舎の違いを浮き彫りにしている。甘えは禁物。2012/02/11

Като́н

1
個人の起業が地域全体の活力となる田舎の方が実は公的な支援が充実しており、受けやすいというのは納得。分業制が進んだ現代日本では自分の存在価値が分からなくなる人が多い、そんな中人間本来の生き方を求めて田舎に移住する人も多い。ただ田舎のスローライフを満喫するのはそう甘くはないと著者はきっぱり言い放つ。しかし現に成功してる人はおり、その成功には理由がある。つまりやり方次第だ。様々な成功事例は勇気をくれる。将来田舎に移り住みたい。

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