平凡社新書<br> 江戸の宿―三都・街道宿泊事情

平凡社新書
江戸の宿―三都・街道宿泊事情

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582850529
  • NDC分類 682.1
  • Cコード C0221

内容説明

江戸時代、寺社参詣から商売、参勤交代まで、人びとはさまざまな目的で旅をし、旅籠屋、飯盛旅籠、本陣など、多種多様な宿が発展した。では江戸の人びとを泊めた宿の姿とはどのようなものだったのだろうか。その誕生から、もてなし、設備・サービス、経営や働く人びとなど、三都や街道に発達し、現代日本旅館の原型となった江戸時代の宿の実像を明らかにする。

目次

第1章 三都と城下町、街道の宿をみる
第2章 貴人の宿ともてなし―大名からカピタンまで
第3章 庶民の宿泊事情―旅籠屋と飯盛旅籠
第4章 江戸の宿さまざま―善根宿から癒し・学び・政治の宿まで
第5章 旅人からみた旅籠屋
第6章 旅籠屋の施設・経営とサービス
第7章 旅籠屋に生きる人びと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mahiro

9
江戸初期から幕末まで様々な宿の形態や変遷。庶民の旅籠、木賃から巡礼者の為の善根宿や本陣や貴人の為の御殿まで・・蚤シラミに悩まされる劣悪な宿や安心な固定宿を求めた講宿の発達、本陣に泊まって200文しか払わぬ大名、又内藤新宿や品川、板橋あたりが遊郭のような方向で賑わったのは江戸から近すぎる宿場の為純然たる泊まり客は望めなかった為とか・・江戸の船宿となど時代小説等を想像しながら楽しく読んだ。TVの水戸黄門にあるような清潔できちんと食事のでる宿は少なかったようだ。2018/05/19

鈴木誠二

1
宿場街形成の概要を掴むのによい本であります。2013/12/25

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