ドレス・アフター・ドレス―クローゼットから始まる冒険

個数:
  • ポイントキャンペーン

ドレス・アフター・ドレス―クローゼットから始まる冒険

  • 中村 和恵【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 平凡社(2014/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 08時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582836523
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

14紙誌で紹介『地上の飯』の著者が、今度は「衣服」をお題に東奔西走。ブラジャーの国際比較からペニスケース、バッタもんに三島由紀夫のキャンプな服装描写まで、目から鱗のエッセイ集!

内容説明

完全防水の鮭革ブーツにトナカイ革のパーカ、ンダニ族のペニスケースにオーダーメイドのブラジャーetc.世界の衣服には人々の知恵と欲望と試行錯誤がいっぱい!『風と共に去りぬ』に『禁色』、リース、マンスフィールド、幸田文etc.文学の中のお洋服にも秘密がいっぱい!!

目次

秘密のワードローブ
ブラジャーと国際問題
編んだもの織ったもの
魚衣獣衣
資本主義と山本家の美学
クロス・ドレッシングと着物のデカダンス
なりたい自分
黒真珠の旅
キュロットとスカーフと透明の普遍
働く女の靴下
白手袋の民主主義
LVバッタもん
月経人生論
ターン―理想の身体

著者等紹介

中村和恵[ナカムラカズエ]
1966年生まれ。東京、札幌、モスクワ、メルボルン、大阪、ロンドンなどに移り住む。東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士課程中退。現在、明治大学教授。小説、詩、批評、翻訳など幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋 眉雄

23
身につけるものを取っ掛かりとした社会学、文学論。世界は端っこから眺めればよく分かるという視線。立ち位置が極めてしっかりとした、筋の通った一冊です。ファッションというものが持つ、階級をもぶっ壊す破壊力を語る『白手袋の民主主義』なんかは、ハッとするような、目を覚まされたような気がしました。2020/01/31

くさてる

12
着るもの、洋服、身にまとうもの。それらについて気ままにおしゃべりしているようで浮ついたところはなくて、でもムダに深刻ぶるのでもない。人間の生活と歴史や文化と切り離すことが出来ない服飾の魅力とその重要さを肩の凝らない文体で語ッていて、とても読みやすかったうえ、それで終わらない興味深いところまで押さえているような本でした。面白かったです。2014/04/30

sasa-kuma

9
面白かった。いわゆるファッションのおはなしではないけれど、いつもと違う視点で「着ること」の原点を見ることができて楽しい。これから選ぶ洋服が変わりそう。着るものの観点から読む文学のはなしも楽しかったし、アイヌのはなしも興味深かった。2014/09/02

きりぱい

9
『地上の飯』が食なら、こちらは歴史や環境から発展してきた衣服についての話。自然保護活動に対する毛皮の話や、一概に男性優位の差別とは決めつけられないフランスでのムスリムのスカーフ事情、ドレスの観点から見る三島やヘンリー・ジェイムズ、ストッキングからマンスフィールド、モスリンから幸田文やトマス・ハーディ、マーガレット・ミッチェル、イギリス階級差の服装などからオーウェル、アーノルド・ベネットなどなど文学に見る衣服もあって面白い。衣服から離れた最後の2章が言いっぷりで一番面白かったり。2014/07/07

ひるお

4
靴下や宝石、着物など、わかりやすく身近なところから、魚の皮でできた服、ブラジャーや生理用品まで、衣服と、それに包まれる身体をめぐるエッセイ集。ポストコロニアルかつフェミニズム的な視点から世界をまなざす筆者の論に、過激さを感じる人もいるだろう。しかし、彼女が提示するのは厳しくとも必要な視点だ。衣服は文化の一側面であると同時に、政治・社会・経済、果ては哲学にまで繋がっている。衣服を着て生きる者として、衣服がどんな意味を持ち得るのか、そして衣服に包まれる身体はどこへ行くのか、本書を出発点に考えてみたい。2018/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7998386
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。