出版社内容情報
●著者からのコメント
本好き、古本好きが高じて古本屋好きとなり、古本屋と結婚しました。主人は横浜の古本屋・黄麦堂の店主です。女房になろうが子供が産まれようが、考えることといえば古本と古本屋のことばかり。おじさんたちでごった返す古書展へ突撃するわ、子連れで全国各地へ古本屋めぐりに行くわ、まさに「出産と古本趣味の両立」を絵に描いたような結婚生活です。しかし、人生はそう甘くありません。結婚14年目にして、離婚を考えるに至るゴタゴタが……。本書は、古本屋と古本業界と家庭の裏事情を赤裸々に綴ったエッセイ集です。表紙も中身も、イラストは全部自分で描きました。めぐりめぐった古書店150軒の索引、「愛想笑い」に始まり「離婚」に終わる人生いろいろ索引つき。これを読めば、女性のアナタも古本屋めぐりの達人になれること受けあい!(田中栞)
内容説明
憧れの古本屋さんと結婚。子連れで古本セドリ旅行の日々、売上げ不振のゴタゴタから離婚を考える…。女房が初めて綴った痛快エッセイ。
目次
古本屋の女房(古本屋の性分;古本屋のドア;怒るお客さん ほか)
古本屋めぐりは子連れで(古本屋の娘;古本屋の息子;古本屋めぐりは子連れで)
四面書架の古本売買(女房の蔵書処分;女房が離婚を考える時)
著者等紹介
田中栞[タナカシオリ]
昭和34年、横浜市生まれ。横浜の古書店「黄麦堂(オウバクドウ)」夫人。三笠書房、汲古書院の編集者を経て、現在、校正者。日本出版学会会員、日本校正者クラブ会員、日本書票協会編集顧問、書皮友好協会特別会員
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感想・レビュー
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私的古本レヴュウ
おらひらお