Serie‘aube’<br> YMOコンプレックス

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Serie‘aube’
YMOコンプレックス

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  • サイズ B6判/ページ数 134p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582831757
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

YMOとともに、私たちのコミュニケーションに何が起こったのか。80年代以降のポピュラーカルチャーの変容を解析する同期的批評。衝撃のデビュー作。

目次

第1章 組み換えと反復(エンドレスの葬送―コンピューター・ゲーム、ファイアークラッカー;肉体性の忌避―パンク~ニューウェイヴ、ディスコ ほか)
第2章 魂を欠き浮遊する性格(病んだロボット―テクノポップ御三家、ディーヴォ;プラスチックな―ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー、スター・ウォーズ ほか)
第3章 媒介する同期信号(自閉とホットライン―テクノポリス、ウォークマン;メタ人形遊び―メディア・ガジェット、独身者の機械 ほか)
第4章 異世界憧憬と架空国家(電子音と通信放送―はらいそ、スペース・エイジ・バチェラー;日本という人形―ジ・エンド・オブ・エイジア、ヨーロッパ・エンドレス ほか)
第5章 一致する相手を探す言葉(枠組としての日米―はっぴいえんど、金田一耕助;TOKIOの浮上―ゴダイゴ、サザン、松本隆 ほか)
第6章 接続からこぼれおちるもの(孤独な抱擁空間―テクノドン、アイソレーション・タンク;分離不安と巨大な一体感―ウィニコット、マクルーハン、サマー・オブ・ラヴ ほか)

著者等紹介

円堂都司昭[エンドウトシアキ]
1963年千葉生まれ。早稲田大学第二文学部東洋文化専修卒業。文芸・音楽評論家。本格ミステリ作家クラブ会員、探偵小説研究会会員。99年「シングル・ルームとテーマパーク―綾辻行人『館』論」で創元推理評論賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうすけん

0
YMOの成り立ちから周辺音楽まで、YMO万歳なのかと思って読んでいたがなかなか批判もあり面白かった。テクノの歴史を知っていくのにもいい本でした。2015/05/20

小林ミノリ

0
テクノポップを縦糸に人々のコミュニケーション方法の変遷をサブカルチャーの横糸で編みあげたテクノポリスの曼荼羅。

zeroset

0
活動期のパートは連想ゲームのような記述が続き、、目新しい知見がほとんど無くて退屈。ただ、メディアとの「抱擁」という観点は興味深い。再生以降の活動に関する評は良かった。2008/12/04

トニー

0
思いがけない世間の反応に戸惑い、自分達の本当にやりたい音楽を発表してファンを振るいにかける 天才たちの考えることは面白い2022/12/15

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