内容説明
現代イギリスを代表する批評家が、文化と社会にかかわる重要な英語131を選び、アルファベット順に配列、語源から近現代におけるその言葉の意味の変化、歴史的文脈を博捜して丹念にたどり、解説するユニークな書物。美的aestheticから仕事workまで、幅広い用例を鋭く読み解き、ふだん無意識によく使われる言葉がいかに問題を多くはらんでいるか明らかにする。現代人必読、必携の思考のツール。
目次
aesthetic
alienation
anarchism
anthropology
art
behaviour
bourgeois
bureaucracy
capitalism
career〔ほか〕
著者等紹介
ウィリアムズ,レイモンド[ウィリアムズ,レイモンド][Williams,Raymond]
1921‐1988。批評家、文学者、社会思想家。ウェールズ出身。ケンブリッジ大学に学び、同大学の演劇教授を務める。ニュー・レフト運動の旗手で、カルチュラル・スタディーズの祖ともいわれる
椎名美智[シイナミチ]
1956年生まれ。お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得退学。法政大学助教授。言語学・英語学専攻
武田ちあき[タケダチアキ]
1962年生まれ。お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得退学。埼玉大学助教授。イギリス文学・文化専攻
越智博美[オチヒロミ]
1962年生まれ、お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得退学。一橋大学助教授。アメリカ文学・文化専攻
松井優子[マツイユウコ]
お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得退学。駿河台大学助教授。イギリス文学・文化専攻
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