内容説明
溢れる詩情、生き生きとしたリズムと躍動感。詩人の心をもって八ヶ岳を彷徨い歩き、うるわしき文学の世界を築き上げた珠玉の随想集。
目次
岳へのいざない
八ヶ岳の四季
雪と風の日記
岩小舎の記
雨池
落葉松峠
北八ッ日記
八月
北八ッ彷徨
冬の森
富士見高原の思い出
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月華
3
図書館 閉架書庫から出して頂きました。1960年旧版発行。1980年10刷発行で絶版にしてもらったとの事。続編とあわせて新版発行。2001年10月。1954年から1960年初出分をまとめてありました。2023/09/19
Jiro Fujita
0
まだ大河原峠にも麦草峠にも車が乗り入れていなかった頃の北八ヶ岳の四季折々の姿が幼少期の記憶とも重なりとても心に響いた。2017/06/30
yamakujira
0
観光開発される前、探検的な要素を残した時代に、北八ヶ岳の森にどっぷりとひたる紀行文集。北八ヶ岳の自然を愛して誇る著者の気持ちが伝わり、うらやましいばかり。 (★★★★★)
こみち
0
古きよき山の姿2012/09/26