内容説明
インドネシアとマレーシアの熱帯多雨林、その常緑の景観は〈赤道にかけられたエメラルドの首飾〉と呼ぶのにふさわしい。この森に生育する代表的な植物の生活史、植物と動物、そして人びとの織りなす営みを通して森林の意義を明らかにする。
目次
第1章 フタバガキ
第2章 イチジク
第3章 ラタン
第4章 ボルネオとスマトラの鉄木
第5章 フトモモ属
第6章 ニクズク科の樹木
第7章 ランブタン属の果実
第8章 ドリアンとドリアン・セオリー
第9章 パンノキとジャックフルーツ
第10章 ナギモドキ
第11章 ラフレシアの花
第12章 つる植物
第13章 多雨林のパートナーシップ
第14章 ラン
第15章 対照的な多雨林