東洋文庫<br> 顔氏家訓〈2〉

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東洋文庫
顔氏家訓〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784582805147
  • NDC分類 125.2
  • Cコード C0198

内容説明

六朝末期、戦争と権謀に明け暮れる乱世を生き延びた当代の教養人が、息子たちと綿々に書き遺す訓えの条々。顔家の子らしく生きることと、乱世の処世術を諭し、恥をかかず、殺されることなく、生きよと願う父性愛は、現代にも訴えかけてくる。

目次

第11章 実践論
第12章 専心論(省事第12)
第13章 八分目論
第14章 兵事不関与論
第15章 養生論
第16章 帰依論
第17章 経史文字覚書集
第18章 音韻論
第19章 諸芸論
第20章 遺言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

13
完結。絵や音楽など芸事で目立つと面倒事が付いて回るから気をつけろ、下手に出世すると族滅させられるかもしれないから中流でいるんだぞと宮廷の処世術を説くが、爺様、うっかり出世して一言。「いや、辞めようと思ったんだけど時節が悪くてなぁ」。そして、再び文学の話になるとなかなか止まらない(前巻では話足りなかったのか)。よく愛読された似た内容の本もあったのにそちらは散逸して、この本が生き残ったのは爺様の愛嬌力かも。2023/02/14

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