内容説明
一九二五年におこなわれた「カッセル講演」は平易な語り口による簡約版『存在と時間』といえる。ディルタイおよびヨルクへの言及、フッサール現象学の批判的受容、相対性理論や非ユークリッド幾何学との対話など、『存在と時間』よりも立ち入った講論が注目される。ほかに『文学研究と精神史のためのドイツ季刊誌』の編者たちとの書簡集、ガーダマー『真理と方法』の草稿の一部を併録。ハイデッガー自身によるハイデッガー入門。
目次
1 『真理と方法』初稿冒頭
2 カッセル講演―ヴィルヘルム・ディルタイの研究活動と歴史的世界観をもとめる現代の争い(序論―この連続講演のテーマと論じ方と構成;ディルタイの生涯と著作;ディルタイの問題設定―歴史の意味についての問い ほか)
3 マルティン・ハイデッガーと『文学研究と精神史のためのドイツ季刊誌』の草創期(書簡集;哲学的あとがき―『存在と時間』の生成について)
著者等紹介
ハイデッガー,マルティン[ハイデッガー,マルティン][Heidegger,Martin]
1889‐1976。哲学者。西南ドイツのメスキルヒに生まれる。フライブルク大学で神学、後に哲学を修める。1915年、同大学私講師となり、エドムント・フッサールに現象学を学ぶ。27年、未完の主著『存在と時間』を公刊。存在論的解釈学により伝統的な形而上学の解体を目指すその営為は、実存主義や構造実義、ポスト構造主義をはじめ、現代思想全般に深い影響を与える
後藤嘉也[ゴトウヨシヤ]
1953年、山形県生まれ。山形大学人文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。北海道教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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