内容説明
「鉄道唱歌」「われは海の子」から、「サザエさん」「にっぽん昔ばなし」まで、エネルギーが凝縮し、鋭い時代感覚を反映した子どもの替え歌。だれもが歌った、聴いた、懐かしい曲ばかり、七〇曲以上を採集・収録。
目次
唱歌
童謡
歌謡曲
軍歌
その他 讃美歌・ＴＶアニメ・ＣＭ
Ｂ面
著者等紹介
鳥越信［トリゴエシン］
１９２９年、兵庫県生まれ。児童文学者。早稲田大学文学部国文科卒業。岩波書店編集者、早稲田大学教授、大阪国際児童文学館総括専門員、聖和大学大学院教授を歴任。第１回日本児童文学学会賞、第３２回毎日出版文化特別賞、第４回国際グリム賞などを受賞
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感想・レビュー
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bittersweet symphony
2
こういうテーマで真面目に本を作るひとがいるのがまたなんとも、ただ原曲の基礎データとかあまりちゃんと考証してないみたいでちと減点。同じようなテーマの大著に松谷みよ子｢現代の民話｣(全10巻、ちくま文庫)がありますが、こちらはボリュームゆえに読んでおりません…2005/03/25
zatugei
1
リパブリック賛歌などを例に替え歌の流れを整理する小論がよい。実例も説得力がある。著作権問題で替え歌を記述することもできない現状を告発しているが、たぶん糠に釘だろう。2018/04/29
nakateru
1
替え歌の様相を収集した面白い内容だとは思うが、比較的年上世代がメインなせいか親近感がわきにくいと思った。2010/07/20
最終バック九番手
1
単行本は1998年７月刊行…昔のことを懐かしがりたい高齢者向けの本…初版第１刷：2005年３月９日…本体1300円2010/01/24
未来来
1
子供の間で作られ、歌われた替え歌を過去の研究と筆者の調査により収集、比較、分析がされています。広い年代を押さえており、知っている替え歌は僅かでした。著作権の関係で収録されていないものが気になります。地域差がある一方、全国に流布した替え歌が如何にして広まったのかが気になります。《公立図書館》2009/07/20
