感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hobby no book
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面白い反面、やや考え方が合わない部分もあって、葛藤がありながらの読書だった。何というか、音楽や歌について意味を持たせようとしすぎている感じがあって、「楽」という側面が薄い印象が。ちょっと深く読み切れていなかっただけなのかもしれないけれど、攻撃的な部分が出すぎている感じがした。読む時期によっては共感できる部分があるかもしれない。今は落ち着いた心境でふれていたので。2015/11/19
hgw
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よかった2009/02/28
tetekoguma
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高橋悠治の1970年代のエッセイ集でバッハからクセナキスまでの作家論やアジアの音楽論などについて書いています。なかなか難しい内容ですが、本人から依頼されて演奏をしていたほど親しかったクセナキス論はその基礎となる数学についても語っており読みごたえがありました。骨太の演奏家/音楽批評家なのですね。2022/09/26