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平凡社ライブラリー
菅江真澄遊覧記〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 411p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582763355
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0395

内容説明

天明三年、みちのくを目指して長い旅へ出た菅江真澄は、同時に丹念な日記をつけ始め、村々の日常生活や民俗行事を克明に写しとった。旅の始めの第一巻は信濃から出羽へ、そして津軽・南部へ。「伊那の中路」「秋田のかりね」「外が浜風」など日記七編のほか、真澄の評伝と年表を収録。

目次

伊那の中路
わがこころ
くめじの橋
秋田のかりね
小野のふるさと
外が浜風
けふのせば布

著者等紹介

菅江真澄[スガエマスミ]
1754(宝暦4)年生まれ。生地は三河国渥美郡(愛知県豊橋市)といわれる。本名白井秀雄、幼名英二、後に菅江真澄と称す。江戸時代後半の旅行家。国学・本草学を学び各地を巡るが、1783(天明3)年より、長い旅に出て信濃、出羽、奥羽を経て、蝦夷地に渡る。その後、再び東北各地を旅し、それらの見聞は、70冊余りの日記や図誌として残され、当時の人々の暮らしを知る貴重な記録となる。1811(文化8)年より久保田城下(秋田市)に住し、秋田藩の地誌作成にも関わる。1829(文政12)年、地誌作成調査の旅先である仙北郡神代村(秋田県田沢湖町)で没する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

6
この旅っぷりがすごい。江戸中期って、こんなに自由に旅行できたんだ。それも、特に何かお金を使ってるわけじゃなく、医者で歌人、というだけでちょっとした町や村なら次々と歓待してくれる人が現れて。宮本常一のエッセイでおもしろいと思って、旅立ちからの1巻だけでも読んでみようかなと手を出してみたけれど、これはまだまだサワリらしい。次もよまないと。それでも、あまり持ってないつもりだった江戸期についての固定概念が、がらがら崩れます。2011/12/12

redbaron

1
行動力、半端ないw 飢饉の地方での話は悲惨だわ。2014/02/08

odiel_

0
長野、山形、青森をゆく。 民俗学という言葉もまだ生まれていなかった時代にこういうものが残っているとは、面白いし貴重。2022/10/05

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