内容説明
明治・大正・昭和―落語界華やかなりし頃の名人たちの芸談やこぼれ話の数々。著者が実際に見聞し、また三代目柳家小さんからの聞き書きをもとに軽妙に綴って、昭和三十一年、人気を博したあの新聞コラムが今、蘇る。噺家たちの、それを支える人々ののびやかな飄逸さが、時代の空気と相俟って落語への愛着を新たにする、珠玉の書。
目次
改名と襲名
小南の大望
小莚ヤニ下る
行李コリ
小円朝旅へ
円喬の名人芸
耳でしゃべる
朝太一人旅
下足番実は
三遊亭柳喬の事〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mutu-bird
1
就寝前の読書として最高、ちょうど良い。実は巻末解説の方が興味深かったり。2023/11/09
kinupon
1
明治・大正・昭和の寄席の香りがしてくるような気がします。2012/06/18
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