平凡社ライブラリー<br> 対談中世の再発見 - 市・贈与・宴会

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対談中世の再発見 - 市・贈与・宴会

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582760668
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C0320

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みのくま

9
本書はうまくいった類の対談ではない。特に網野氏の方が阿部氏の問いかけにうまく返答できていないように感じた。しかし「社会史」の話題で腑に落ちた事がある。両氏は既存の歴史学に反旗を翻しているわけだが、だからと言って軽薄なトレンドに乗るわけではない。両氏は孤独な闘いを強いられているという共通点があったのだ。それは両氏の著作にも表れており、いわば実存が投影されている。だからこそ両氏の著作は面白いのだ。本書自体はいい本とは言い難い。だが両氏の魅力の断片を見つける事はできる。本書の次は両氏の重厚な著作に挑まなくては。2022/01/07

てれまこし

6
今日切り売りされる「リベラル・アーツ」とか「教養」というのは、ヨーロッパ特有の「公」と関係がある。「酔っぱらえない宴会」の延長線上に宮廷やサロンでの社交が生じて、ウィットの利いた会話、教養に裏打ちされたユーモア、優雅ないでたちや立ち振る舞いというものが培われる。エリートと大衆の境目はここ。ヨーロッパの外ではこうした「社交」がないから、エリートでも無教養で「下品」に見える。「男らしく」酔っぱらうのが普通なんである。だが、特殊なのはどうもヨーロッパの方で、日本の酔っぱらいおじさんの方が人類普遍に近いらしい。2019/12/05

(ま)

3
日本中世史家と西欧中世史家の割とルースな対談 宴会・贈与・公・・・無縁とかアジールに直ぐ結びついちゃうし...2023/06/29

凡栽

3
西洋中世史学者と日本中世史学者の対談。東西の中世の共通点、また相違点などについて書かれている。当時の人類が如何なる暮らしをしていたかを知る為には「民俗学」や「歴史学」などといった区切りは意味がないという提言。2011/07/19

於千代

1
日本中世史の網野善彦とドイツ中世史の阿部謹也の対談本。ややかみ合っていない部分もあるような気もするが、一流の学者同士がそれぞれの領域から歴史を語るのは非常に興味深い。2022/12/04

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