内容説明
本書は、現代家族を社会科学的に理解するための必読文献40冊の解説をおこなったものである。前半部では、家族研究にコペルニクス的転回をもたらしたフィリップ・アリエスの業績からはじめ、近年の欧米と日本における家族研究の現状を示すことを心がけた。後半部では、アリエス以前の家族研究の主要業績を歴史的にたどることを主眼とした。
目次
1 家族の現在・家族論の現在 欧米篇
2 家族の現在・家族論の現在 日本篇
3 家族の起源・家族論の起源
4 「家族」という制度
5 核家族の発見
家族キーワード20
著者等紹介
山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
1957年生まれ。家族社会学、感情社会学、ジェンダー論。東京学芸大学教育学部助教授
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