原弘 デザインの世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582620382
  • NDC分類 727
  • Cコード C0070

内容説明

近代日本のデザインの流れは、どのようなものであったか。本書に収められた数多くの文章、そこに添えられた三〇〇点余の図版が雄弁に語っている。グラフィック・デザインの第一人者原弘が一九三〇年代の初めから八〇年代まで、その生涯を通して折々に表明したこれらの論集を虚心にたどる時、これまでの道筋と、これから進むべき方向が見えてくる。

目次

戦前(1903~1945)(1903~21・誕生から府立工芸印刷科卒業まで;私的デザイン彷徨記;1921~41・府立工芸印刷科教員時代;日本観光写真壁画 ほか)
戦後(1946~1986)(1946~60・終戦から日本デザインセンターの創立参画まで;1961~69・「紙のデザイン」での毎日産業デザイン賞から日宣美展中止まで;日本広告美術史の断片;国立近代美術館のポスター ほか)

著者等紹介

原弘[ハラヒロム]
近代デザインの確立に貢献した、グラフィック・デザイナー、教育者。1903~1986
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

doji

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戦後の商業デザインや宣伝美術といった流れの中で、原弘さんがなにを考え、なにを著し、なにをつくったかを触れるにはいい本だと思う。戦争とオリンピックを経て、デザインというものの存在感が大きくなる中で、デザイナーとして生きるということはどういうことなのか、そのことにふれる文章がよかった。戦争によってはじめてアートディレクションが成功したという事実にはなんだか考え込んでしまう。2021/05/16

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