内容説明
少年の日の夢を追い求めた写真集。世界各地の自然を背景に、CGを超えた風景が展開する。『昆虫の擬態』の著者が放つ、アマチュア写真家と昆虫マニア待望の第2弾。解説付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たむ
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カメラに興味をもったあとに写真集をまともに見るのは初めてだと思う。とはいいつつ、結構ブレとかも多くて綺麗だなとかそういうものとは違うんだけども、だからこそ日本や南米や様々な国々で蝶を撮り続ける姿勢が良いと思った。そういう撮り続けたい「何か」を持ちたいと探したくなる。2016/10/10
ビリー
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古い(1994年)写真集だけど、同じ写真家の『蝶の道(2009)』よりも断然こっちの方が好きだ。多少ぶれてるのとかもあるけど、フィルムカメラで、当時の機材で、衛生面や治安に問題あるであろう20年以上も前の熱帯諸国で、これだけの写真を撮るっていう情熱がすごい。一秒に何連写だとかで、フィルムも消費しない今のデジカメでは撮れないような、根性と偶然とコラボレーションだと思う。特に、騙し絵みたいなオオシロモンアゲハの写真が秀逸。ここで紹介できないのが残念。2014/06/09