中国近世の宗教倫理と商人精神

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中国近世の宗教倫理と商人精神

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784582482041
  • NDC分類 125
  • Cコード C0022

内容説明

社会史と思想史の両面から、儒教のはたした役割に着目して、商人の倫理と精神を明らかにする。

目次

上篇 中国宗教の世俗内的転回(新禅宗;新道教)
中篇 儒家倫理の新発展(新儒家の勃興と禅宗の影響;「天理世界」の建立―新儒教の「彼岸」;「敬は動静を貫く」―世俗内にて事をなす精神修養;「天下をもって己が任と為す」―新儒教の世俗内的禁欲;朱・陸の異同―新儒教の分化の社会的意義)
下篇 中国商人の精神(明清儒家の「治生」論;新四民論―士商関係の変化;商人と儒学;商人の倫理;「賈道」)
付録 ウェーバーの観点と「儒家倫理」序説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴィクトリー

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世俗での活動(主に商業)について、宗教的に意味を見いだす「世俗内的転回」が、ウェーバーのいうプロテスタントだけでなく中国でも発生していて、実社会にも影響を及ぼしていた、と言う内容の本。個人的にはもうちょっと商制度的なところも知りたかったのだが、それは別の本に求めるべきだろう。訳者の後書き等も含め真面目な作りで示唆的な箇所の多い本だった。2012/01/21

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