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内容説明
山田和のインド著作第7弾。“珍品”“奇習”の数々!異文化理解は「モノ」から始まる。必読必見のインド本。
目次
SAATC―南アジア重箱弁当連合
二五年間のチャーイ道で極めた幸せになれる正しいインド茶の淹れ方
インドカレーよ、汝の正体は…
インドカレー工房探険
ピーネー・カ・パーニー
ヘンナ木の葉
「性愛論書」の国の、泥からつくられる「少女の体臭」香水!?
パジャマの元祖、パージャーマー
コレクターも“穴場”と言い切る、インドはボタンの楽園
「紐」の神秘〔ほか〕
著者等紹介
山田和[ヤマダカズ]
1946年富山県礪波市生まれ。作家・写真家。1974年以来インドを16回訪ねる。『インドミニアチュール幻想』(平凡社)で第19回講談社ノンフィクション賞受賞。日本写真家協会会員、横浜市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
in medio tutissimus ibis.
2
インドでは弁当を手で運ぶから汁物は揺れない一番上に置く。ヴェジタリアンかと同様に辛さも階級意識と関わる。一回分の食事しか作らない。何種類もの水がある。パージャマーは足の服。戦士と移動性の生活者は長大な布を身にまとう。幼児服、結婚や忠誠や成人の象徴、貞操帯としての紐。着付けは床屋のテリトリー。伝統的ベッドは木枠に縄を張ったもの。性交=エロティック。道場では褌姿。魔法のランプの形ははヨーロッパやインドネシア。売上の計算は石板の上で。2018/08/06
たみ
0
三段重ねの弁当箱、びっしり施された染化粧、濃厚な香水、呪術的に用いられる紐、巨根信仰、宗教に繋がるエロス、ゲーム好き…等など教科書には載らなそうなインド文化。シラミとの共生説は誰か研究するといい。2011/06/13
mari
0
インド人にはハゲが少ない不思議からターバンの巻き方、道端の水溜まり(多分おしっこ)で堂々とチャイを入れるチャイ屋さん、はてはカーマスートラはの全くエロチックじゃないとんでも話まで〜。バラエティーにとんでおり楽しい本です。2010/11/07
Mentyu
0
70年代から90年代までのインドの話なので、今はだいぶ変わってるんじゃないだろうか。世界一のお金持ちの日本という言葉に時代を感じる。2022/09/07
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