内容説明
否定も肯定もできないジレンマからどうすれば脱することができるのか。もっとも公正で建設的な北朝鮮論。
目次
第1章 世界一危険な国
第2章 朝鮮戦争―恐怖と憎悪の起源
第3章 主体思想の王国―父と子と国家
第4章 孤立する主体の世界―成長から崩壊へ
第5章 朝鮮半島の統一と自立―韓国の「太陽」アプローチ
第6章 日本と北朝鮮―気難しい隣人同士
第7章 核のチキンレース―北朝鮮とアメリカの対立
第8章 戦争か平和か
著者等紹介
マコーマック,ガバン[マコーマック,ガバン][McCormack,Gavan]
オーストラリア国立大学アジア太平洋研究所教授、現在国際基督教大学客員教授。1930年代の日中関係、特に張作霖(1920年代中国東北地方の軍閥)についての論文で1974年ロンドン大学博士号取得。リーズ大学、ラ・トローブ大学、アデレード大学で現代日本史および日中、日韓、日米関係を中心に教え、1990年から就任。1962年の日本留学以来、定期的に来日
吉永ふさ子[ヨシナガフサコ]
静岡女子短期大学英文科卒業。リーズ市美術専門学校セラミックス部門を経てリーズ工科大学美術学部中退。陶芸および翻訳業
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