出版社内容情報
古代から現代までの韓国の歴史を、見開きカラー地図と豊富な図版でヴィジュアルにまとめ、臨場感あふれる歴史を再現した新しい試み。
内容説明
カラー地図と図版で蘇る迫力ある歴史のリアリティ。古代国家の興亡、中世王朝の栄華、現代史の衝撃の事件が、ダイナミックに再現。朝鮮半島を舞台にした韓国史の一大絵巻。
目次
１章 古代
２章 南北国時代
３章 高麗
４章 朝鮮
５章 近代
６章 現代
著者等紹介
吉田光男［ヨシダミツオ］
東京大学大学院人文社会系研究科・東京大学文学部教授。専攻は、朝鮮近世史、特に朝鮮近世における家族・社会関係（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アメヲトコ
6
2006年刊。04年に韓国で刊行された『アトラス韓国史』の邦訳版で、見開き1項目で朝鮮半島の通史が地図を用いて記述されます。美しく工夫を凝らされた紙面で楽しく読めますが、掲載される図が何をもとに作成されたのか、典拠も載っているとなお良かった。しかし統一新羅と渤海をもって「南北国時代」とするのはちょっと違和感あるな……。2022/10/19
小町
0
馴染みのない韓国史を、イメージとして掴みやすい本。 地図となっているけれど、図説集に近いです。 私は（本棚を見ていただければ分かるように）歴史が好きで、どこの国、どこの時代でも好きなのだけど、韓国史とは、いっつも右左してるんだな、と理解した。 これが半島というものの性格なのか。2009/05/09
motoshi
0
韓流史劇が好きな方におすすめ。2008/08/17
RuiRui
0
島国な日本と違って大陸で陸続きな国だと、例えば渤海のように隣国同士で「我が民族、我が国土、我が歴史」とお互いになってしまうところがあるし、言語や風俗といった縦割りによる分類してみたところで、ここまでが我が民族、国土、と言っても、結局はグラデーションの濃度の違いに過ぎない気もしないでもない。半島はバルカンでもそうだけど不安定さにおいては朝鮮も、常に外国に影響され翻弄され続けている歴史をもつものだと感じる。2021/09/06
