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映画渡世・地の巻―マキノ雅弘自伝 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 471p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784582282023
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

東宝の『次郎長三国志』シリーズから東映の『日本侠客伝』シリーズへと、“任侠映画”ブームをつくったマキノ雅弘(正博)。“日本映画の父”マキノ省三の長男として生れ、『浪人街第一話・美しき獲物』『崇禅寺馬場』『蹴合鶏』、そして『首の座』と、いわゆるベストテン映画の監督として華々しいスタートを飾りながら、その後は職人監督に徹してひたすら映画という渡世の底辺に生きて来たのは、何故か―。怒濤の青春遊侠篇を描く前篇「天の巻」に次いで、本書「地の巻」では、戦中・戦後の混乱期から、新しい映像革命の可能性に挑みつつある現在までの風雲残侠篇を描く。

目次

第1章 結婚
第2章 職人気質
第3章 戦時下の映画渡世
第4章 阿片の国の映画人
第5章 松竹京都時代
第6章 敗戦直後のドサクサ
第7章 傷だらけの男
第8章 再起
第9章 次郎長三国志
第10章 兄と弟
第11章 河原乞食とやくざの唄
第12章 映画界のサンチョ・パンサ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

1
再読。日本映画若かりし時代を共に駆け抜けた不世出の監督の記録。奔放な語り口がとにかく魅力的。2014/01/11

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