目次
1 新しい食料生産(品種改良;遺伝子組みかえ;クローン技術;野菜工場と水耕栽培;つくり育てる漁業)
2 新しい農地と豊かな漁場づくり(砂漠を農地に;草原の草を守る;海のゆりかご;開発途上国にあらたな農地を)
3 国際的な取り組み(食料を公平に分けるには;水産資源を守る;食料支援;自然災害から農地を守ろう;食料にかかわる国際組織;人口問題にかかわる国際組織)
資料編 資料でみる日本と世界の食料事情
著者等紹介
山崎亮一[ヤマザキリョウイチ]
1957年北海道札幌市生まれ。北海道大学大学院修士課程修了。農学博士。農林水産省試験研究機関、酪農学園大学を経て、2009年より東京農工大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小木ハム
9
子ども向けではありますが結局現在の大人も、子どもの頃に一度はこういった情報に触れたけどそれきりで、アップデートしていないことは往々にあるのではないでしょうか(自分がそう…)。国内食品ロスを問題にされる一方で、世界では未だに飢餓に苦しむ人がいる。しかしアフリカの中央部では日本のODA(政府開発援助)から稲作技術を取り入れ成功している国もあり、主食を米とする地域が増えている。アフリカは農地としてポテンシャルが高く、耕地開発が成功すれば穀物生産量は2倍に増えるそうです。2012年の本。現在はどうだろうか。2021/01/16