日本の香り

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  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784579207176
  • NDC分類 596
  • Cコード C5077

出版社内容情報

香りから再発見する、古い日本の新しい知恵

日本の香りを仲立ちに、今一度、暮らしの原点を見つめ直したいと二部さんはいう。生活や食べ物、花などの香りから再発見する、美しい日本の、古い知恵と新しい提案が詰まった一冊。

郷愁を呼び覚ます、香りの記憶


 春が香る
  梅/冬に力をためていた/よもぎ餅/桜/折り箱と敷き葉/
  野山に香り満ち/山椒/たけのこ/新茶


 においたつ夏
  水の香り/もぐさ/ホームシックな香り/たで/はっか/ニッキ/
  藍/土用干し/干ししいたけ/青ゆず/青ねぎ/しそ/うり/こけ/
  夏の夜に香る/蚊やり火/黒砂糖/みょうが/しょうが/わさび/
  ぬかみそ漬け/らっきょう


 秋、とりどりの色
  はじめての風の冷たさ/ご飯/ごぼう/そば/煮干し/削り節/まつたけ/
  すだち/実る/紅玉/葉の効用/和がらし/とうがらし/日の匂い/
  においたつ/ごま/菊/紅葉/草もみじ深まる


 冬、太陽の匂いがする
  落ち葉たき/炭火/墨をする/かんなくず/ゆず/冬の花/お香/麹/
  酒/いる/大豆/豆腐/納豆/みそ/ねぎ/昆布/しょうゆ/のり/干物/
  臭い。でもいい匂い?

コラム
 オリジナル春の七草
 雑木林よよみがえれ
 薬湯
 つまもの
 おもちゃの骨董
 太陽の花
 焼きいも
 昔の健康食品、あずきがゆと五穀飯

記憶の中に

  

目次

春が香る(梅;冬に力をためていた;よもぎ餅 ほか)
においたつ夏(水の香;もぐさ;ホームシックな香り ほか)
秋、とりどりの色(はじめての風の冷たさ;ご飯;ごぼう ほか)
冬、太陽の匂いがする(落ち葉たき;炭火;墨をする ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tama

6
図書館本 書架で偶然 写真綺麗 でもデザインのためにか、写真や文字が妙に小さかったりで、かなり読みにくかった。自然の香りが重点。筆者はナチュラリストって?オラ、そういう肩書ダメだわ―。空港に着いたときのでは台湾の油っこい香りが印象に残ってます。今日のお昼のうどんに入れたかぼすの香りが正解だったなあ。2020/12/09

めめ

1
春夏秋冬に分けて、それぞれの季節の香りを写真とエッセイで紹介している。写真を眺め、文章を読んでいると、体の内側から香りをふと感じる。「日光の下では気持ちが高揚し、コケのそばでは沈静する。」ああ、本当にそうだなあ、と苔を見る度にこの言葉が蘇る。後半から、写真が白黒になってしまうのが、本当に残念。定価が高くなっても、カラー写真で通して欲しかった。2012/07/24

shino

0
何故だか手放せずに持っている本のひとつ。とてもきれいです。2014/05/05

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