出版社内容情報
香りから再発見する、古い日本の新しい知恵
日本の香りを仲立ちに、今一度、暮らしの原点を見つめ直したいと二部さんはいう。生活や食べ物、花などの香りから再発見する、美しい日本の、古い知恵と新しい提案が詰まった一冊。
郷愁を呼び覚ます、香りの記憶
春
春が香る
梅/冬に力をためていた/よもぎ餅/桜/折り箱と敷き葉/
野山に香り満ち/山椒/たけのこ/新茶
夏
においたつ夏
水の香り/もぐさ/ホームシックな香り/たで/はっか/ニッキ/
藍/土用干し/干ししいたけ/青ゆず/青ねぎ/しそ/うり/こけ/
夏の夜に香る/蚊やり火/黒砂糖/みょうが/しょうが/わさび/
ぬかみそ漬け/らっきょう
秋
秋、とりどりの色
はじめての風の冷たさ/ご飯/ごぼう/そば/煮干し/削り節/まつたけ/
すだち/実る/紅玉/葉の効用/和がらし/とうがらし/日の匂い/
においたつ/ごま/菊/紅葉/草もみじ深まる
冬
冬、太陽の匂いがする
落ち葉たき/炭火/墨をする/かんなくず/ゆず/冬の花/お香/麹/
酒/いる/大豆/豆腐/納豆/みそ/ねぎ/昆布/しょうゆ/のり/干物/
臭い。でもいい匂い?
コラム
オリジナル春の七草
雑木林よよみがえれ
薬湯
つまもの
おもちゃの骨董
太陽の花
焼きいも
昔の健康食品、あずきがゆと五穀飯
記憶の中に
目次
春が香る(梅;冬に力をためていた;よもぎ餅 ほか)
においたつ夏(水の香;もぐさ;ホームシックな香り ほか)
秋、とりどりの色(はじめての風の冷たさ;ご飯;ごぼう ほか)
冬、太陽の匂いがする(落ち葉たき;炭火;墨をする ほか)
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