こちらの商品には新版があります。
目次
秋の田の仮庵の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ―天智天皇
春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山―持統天皇
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む―柿本人麻呂
田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ―山部赤人
奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき―猿丸大夫〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
30
百人一首にない詩を集めた 今昔秀歌百撰http://researchmap.jp/jo98dmxoy-1787586/#_1787586 をいただいたので、百人一首も読み直し。 いにしえの 奈良の都の八重桜 今日九重ににほひぬるかな やっぱ、百人一首は、原点ですね。2013/04/21
はちてん
26
ちゃんと覚えているかな？と、棚から引っ張り出す。見事に忘れかけてる（苦笑）文英堂の学参だと思われる本ですが解説本として大変参考になります。この価格も素晴らしい。素直に百人一首を味わうために。2012/09/16
てんちゃん
25
文法なども解説してくれてるので、理屈も知りたい自分にはとても良かった。
RED FOX
16
全くなじみがなかったのですが、大変面白かった。約千年前の先輩達？の様々な思いが、時を越えて伝わるのがＳＦみたいで茫然とします。本自体も簡潔かつ必要な説明がなされているし、写真もあって、わかりやすかったっす。2016/01/19
aisu
10
歴史的かなづかいに音読表記(私には重宝)、意訳、作者、文法、よまれた背景や、当時の様子・文化、意訳をさらに掘り下げた鑑賞解説、そして全頁にイメージを助ける美しい写真…と薄い本だが至尽せり。古本屋で見つけて購入したが、高校生向けの参考書らしい。2020/10/20
