内容説明
買物は楽しい、悩ましいから楽しい。「金さえあれば解決する」んじゃ買物はつまらない。買物には必要性が必要だ。だが必要がなくても人は買物を必要とする。物を愛し趣味を哲学する日常の芸術家・赤瀬川原平の楽しい買物思想。
目次
まずは腕時計だ
ナイフも危ない
濡れた線を引く万年筆
地味なお洒落のバッグ
三台目のフランス製カメラ
黒塗りのためのライカＭ４
香港で鉛の人形
灯台守のシェパード
かっちりと柔らかい靴
西洋の木造建築写真集〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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毎回筆者の買物について語る物欲全開のエッセーです。筆者による挿絵がなかなか凄いです。ちょっと素人じゃないと思ったら絵もプロなんですね。 何か読んでると痛く物欲を刺激されてしまって色々とオークションを覗いてしまったりして(^^;;)2012/04/08
