世界幻妖図鑑―ドラゴンから妖怪(YOKAI)まで

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  • サイズ B4判/ページ数 96p/高さ 37cm
  • 商品コード 9784577048498
  • NDC分類 K388
  • Cコード C0739

出版社内容情報

世界各地の伝説や民話のなかでその存在を信じられてきたまぼろしの生き物=「幻妖」。ドラゴンやユニコーン、日本の妖怪まで、世界の78の幻妖の謎と不思議に迫る、圧倒的大図鑑!

内容説明

この世界のあちこちに伝わる民話や伝説のなかで、たびたび姿を見せ、語り継がれてきたふしぎな生き物たち。かれらは、その土地に暮らす人々の文化や信仰に根づいてひそかにその存在を信じられてきた。伝説や神話のなかの、まぼろしの生き物=幻妖、世界中に伝わる78の幻妖の謎と不思議に迫る!オランダの権威ある「金の絵筆賞」(2018)受賞作!

目次

ケルベロス、メデューサ、ペガサス―古代ギリシア・ローマの神々と幻妖
翼をもつもの―空妙ぶ幻妖
トロール、クマ男―北ヨーロッパの毛むくじゃらモンスター
トルンガルスク、マハハ、イジラク―北極圏の幻妖
家の精と森の精―ロシアの守り神と幻妖
怒りの炎を吹く!―西のドラゴン、東の龍
百鬼夜行―日本の妖怪(YOKAI)
虹蛇、ミミ―オーストラリアの岩と水の幻妖
海の底には未知の世界―深き海の幻妖
神の遣わしクモ、カメレオン―アフリカの幻妖
カーバンクル、ボト、サッシ・ペレレ―南アメリカの幻妖
月を食べる海竜と太陽の鳥と踊る星の子―宇宙の幻妖
悪の神と母なる神―北アメリカの幻妖

著者等紹介

ズウィヒトマン,フロールチェ[ズウィヒトマン,フロールチェ] [Zwigtman,Floortje]
オランダの作家。2003年『Wolfsroedel』にてベルギーのゴールデンオウル賞(現在のフィントロ文学賞)、銀のキス賞受賞。2006年『Schijnbe‐wegingen』にて金のキス賞受賞。YAのほか、自然や神話などをテーマとしたノンフィクション作品を書いている

フォルベーダ,ルトウィヒ[フォルベーダ,ルトウィヒ] [Volbeda,Ludwig]
オランダのイラストレーター。2013年に若手イラストレーターに贈られるFiep Westendorp stimuleringsprijs賞を受賞。2017年『De Vogels(鳥たち)』でブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリ受賞、2018年『Fabeldieren(世界幻妖図鑑)』で金の絵筆賞、ヨーロッパデザインアワード銅賞受賞

荒俣宏[アラマタヒロシ]
作家、翻訳家、博物学・幻想文学・神秘学研究家、風水師。武蔵野美術大学客員教授、京都国際マンガミュージアム館長。故・水木しげるらと設立した「世界妖怪協会」会員。デビュー作「帝都物語」で日本SF大賞受賞。「世界大博物図鑑」第2巻魚類編でサントリー学芸賞受賞。児童書から一般文芸まで多数の著作を持ち、幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

40
これ面白い。思った以上に大きい!本。そして重い。読み聞かせするなら1人で持つのはたいへんなので台が必要。知ってる妖怪もいれば、初めて見る妖怪も。っていうか、後半は、ほぼ初めまして!って言う精霊みたいな人たちで、少しお話しも載っている。それももっと長いやつをじっくり読みたい!解説も親切だけど、この精霊が出てくる世界の神話的な昔話的なお話しを探して読んでみたいようなワクワクする内容。語り継ぎたい幻の生き物図鑑!中学校に絶対入れる!2020/06/09

やどかり

15
世界の妖獣、妖怪が紹介されていて、水彩画絵かな?絵がとてもきれい。百鬼夜行に出てくる妖怪たちもこの絵だと、風情があるしかわいらしく見える。2024/02/08

fukumasagami

13
入門書的。もっともっと見てみたい。2022/01/02

キキベル

11
NetGalley 各幻妖についての説明と豆知識つき。 とっても興味深かったです。 絵でみるとそれはそれは面白くて。 月のウサギも幻妖になるなんて知りませんでした。 同じ人魚でも、海外と日本じゃ全く違うし、想像していたのと同じだったり違かったりするのもなんだか答え合わせしてるみたいで楽しかったです。 この図鑑を片手に本を読むのも楽しそう2020/03/11

ひびキング

6
大人の自分への贈り物にぴったりな本。もちろん子ども達にも読ませたい。今の時代ってアニメやRPGやTCGなんかで意外と幻妖に慣れてるんじゃないかなと思うのだけれど、この図鑑では世界各地の幻妖のそれぞれのエピソードが語られていて興味深い。神話や物語が誕生する瞬間がギュッと詰まってる。表紙はバロンかな? イラストも美麗でありどこかユーモラス。2021/02/05

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