内容説明
「そのペンは、人間に何かを書かせて、いつのまにか消えてしまうんだって」町でささやかれる、不思議なペンのうわさ。“物語”をつむぎながら、人から人へと旅をするというペンにかくされた“物語”とは…?第16回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。
著者等紹介
澤井美穂[サワイミホ]
北海道生まれ。常呂郡置戸町という厳寒の地で育ち、高校の国語教諭をしながら児童文学の創作に励む。『赤いペン』が児童書として初めての出版
中島梨絵[ナカジマリエ]
滋賀県生まれ。京都精華大学芸術学部卒業。個展・グループ展で作品を発表する一方、書籍の装画や雑誌への挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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